大アルカナのみを使うタロット占い

タロット占いは、必ずしも全78枚を使うわけではありません。
大アルカナの22枚だけで占う場合もあります。
常に大アルカナだけを使う占い師もいるのです。

特にタロット占いの初心者は、78枚それぞれの意味を覚えるのが大変です。
リーディングの際、解説書片手に四苦八苦するとくじけてしまうこともあるかもしれません。
一方、大アルカナだけなら22枚を覚えればいいのです。
逆位置を別に覚えたとしても44種類の意味を掴めば占うことができます。

しかし、大アルカナだけを使う際には注意が必要です。
大アルカナは一枚の意味が強いため、スプレッドのどのカードに注目すべきかわかりにくくなるのです。
全体の枚数が少ないスプレッドならこの問題は回避できます。

初心者の内は、タロット占いの際に大アルカナだけを使ってもかまいません。
しかし、最終的に78枚全てを使いたいのであればできるだけ早く全てを使うべきです。

リーディングの問題だけではありません。
シャッフルやカットの手応えも、22枚と78枚では全く異なってきます。
カードを手に馴染ませるためには、常に全てのカードを扱うのが一番なのです。

最終的に大アルカナだけで占いを続けたいという人もいます。
確かに大アルカナのイラストは人を惹きつける不思議な魅力があります。
大アルカナのみのスプレッドで意味を繋げていくのが得意なら、突き進むのも一つの道です。
ですが、初心者の内から決めつけずに小アルカナを含めた占いを並行して行った上で決断してください。"

  • 最終更新:2014-02-04 19:06:42

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